福福堂

先日、福島県に行った時、最終日は友達の友達の農家さん・稲福(いなふく)さんの家に泊めていただきました。
(その時のブログに掲載したスケッチは、稲福さんの家の近くです)

お家の晩ご飯では、とてもおいしい豚カツや、エゴマ油の和え物をいただきました。
僕たちもおつまみやお刺身を買って持っていったのでした。

稲福さん夫妻は、とても研究熱心。ただ今新商品開発中。
晩ご飯の時には、黒米を使った甘酒の試食会がありました(14種類ものサンプルの味比べで、皆熱心につまみながら、それぞれにコメントをしていました)。淡い、少し茶色がかった桜色の甘酒。
今後どんな風に展開していくのか、楽しみです!

さて、その新商品含め、その他さまざまな商品を扱う、稲福さんのお店のロゴをつくらせていただく事になりました!お店の名前、それは「福福堂(ふくふくどう)」!
早速やりとりがありまして、現在は第二稿を制作しています。

fukufukudou_ragh001

福島でいただいた美味しい料理の味を思い出しながら、考えています。

上は最初のラフのラフです。さて…どんなロゴになるでしょう、とっても楽しみです!

エゴマ油と黒米うどん

美味しい福島の味…

 

さて…
「福島県産」というと「放射能は!?」というコトバが先ず浮かんできてしまう、そんな世の中になってしまいました。「東北の物は絶対に買わない!」というぐらい、ナーバスなコメントも目にします。

食の安全には今まで以上に気をつかわなくてはいけなくなりましたが、そこで、こんな資料をご覧ください。
http://iianbee.exblog.jp/18208119/(稲福さんのブログ「いいあんべぇ」から)

これは稲福さんが、研究所でしてもらった検査結果です。
(僕たちもこの資料の現物を拝見しました)
放射能を測定する検査には精度別に3段階あって、高精度のものほど検査料も高くなります。
最高精度のものだと、その額は8000円ほど。
もちろん、稲福さんが行ったのは最高のものでした。

観て下さい。「ND」と付くものもあるでしょう?これは値が低すぎて検知できなかったというコト。
つまり、数値的に安全だったということです。

福島県の方達は、原発事故の影響をもろに受けました。
ですから、食べることに対して、本当に気を配っているのです。
「安全で、いい物を作って、食べる人にお届けしたい」そういう純粋な気持ちを、稲福さん夫妻から感じました。

安全性を求める側も、その事情や心境は様々でしょう。
この測定結果やその影にある配慮が、判断の一助になればと思います。

*稲福さんのブログはこういう深刻な話題だけが掲載されているのではありません!美しい自然の写真や、昭和記念公園でキッチンカー販売した楽しいデキゴトも綴られています!

http://iianbee.exblog.jp

コメントを残す