『憶』展 自作品紹介4『反撃』

2022年12月から2023年の2月までオンライン上で開催しました、グループ展『憶』…
その出展作品の紹介も最終回です。

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作品4『反撃』

反撃

やられっぱなしはもう終わり!

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支配層が民衆を統治するうえで、「有効」な手段のひとつが「分断」なのだそうです。
多くの人々がひとつになるとものすごいチカラになりますから、自分たちの地位や権力を保ちたい人たちは、その結束を解体しようと試みるのです。

貧困、差別、感染症、地球温暖化など、たくさんの問題を抱えた現在ですが、悪意のある分断に負けず、ひとつの大きな流れをつくりながら、世界を前進させていけたらと、描きました。

巨大な「うねり」をつくりながら、怪物(権力の象徴・リバイアサン)に突撃している画中の人々ですが、この「うねり」は、何層かにわかれているんです。

反撃(部分)

渦がオレンジ色になっている部分は、地球を大切にしましょうというコーナーになっています。
(しろくまの着ぐるみを着た人がいたりします)

 

 

 

反撃(部分)

人間だけじゃなく、動物たちも地球環境の悪化に警鐘をならしています。

 

 

 

反撃(部分)

様々な性のあり方や、愛の形が認められて、祝福される世の中にしたいですね。

 

 

 

反撃(部分)

このコロナ禍で全力を尽くしてくださっている医療関係の方々。
医療の大切さを人々はもっと認識する必要があるのではないかしら。

 

 

 

反撃(部分)

マスコミの人たち、もっとがんばって!
表面的な「中立」で歪んだ権力を増幅させるのではなく、正義の意思をもって、世の中のためにたたかって!

 

 

 

反撃(部分)

もう勢いと流れでガツン!!!

 

 

なお、こちらの作品は印刷して『LOVE&PEACE』展(2022年10月23日〜30日・新宿 スペースゼロギャラリーにて)で展示させていただきました。
印刷したのはターポリンという横断幕につかう布地素材で、ハト目もつけました。
横断幕はデモなどでよく見るアイテムですが、本作のテーマである「団結」をそこに反映してみたのです。

第33回LOVE & PEACE展での展示

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