霜のおりない朝がきて。

おなじみ、七十二候(しちじゅうにこう)の更新日!
4月25日からは「霜止出苗(しも やみて なえ いず(る))」
「霜がおりなくなって、稲の苗が成長する頃」という意味だそうです。

霜というのは、晴天・無風の夜に放射冷却で冷やされた空気中の水蒸気が、地面などに昇華してできる氷の結晶なのだそうです。
農作物に大きな被害を起こすこともあるのだけれど、それが発生しなくなって、ようやく一安心…という頃だったとか。

確かに、日中と比べたら寒いですけれど、ぬるいお風呂につかっているような気持ちの良い暖かさを、今朝は感じました。

 

さて、冬から春になる間には、何回か「暖・寒・暖・寒…」を繰り返しますが、今年はそれが激しかったですね!先日も冬のような寒さの日がありました。

その最中、オモシロい光景を目にしたのです。

「冬のような寒さ」ですから、ダウンや、ファー付きのコートが多数を占めたのですが、
衣替えをしたからでしょうか、インナーを厚くして、春服でがんばる人もちらほら。
「冬服は出さない!でも春服は寒い…季節を2つ飛ばして秋の服を!」という感じの人もいたかもしれません。
そして、そんな人々が通り過ぎる服屋さんのディスプレイには、夏の服に身を包んだマネキン達…

いろんな季節がMIXされたこの光景は、不思議だけれど彩り豊かでした。

華やかな街の様子

親子で「服の季節」が違う光景も目にしました(笑)

「霜止出苗」は29日まで。ちょっと田んぼの様子を観に行こうかなぁ…

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